探究が「浅く終わる人」と
「深くなっていく人」の違いはどこにあるのでしょうか。
知識の量?
頭の良さ?
発表のうまさ?
違います。
思考を“往復”できているかどうかです。
目次
探究が浅く終わる人のパターン
探究が浅く終わる人には、よくある2つのパターンがあります。
① 具体だけで終わる人
- 「私はこう思った」
- 「あのときこうだった」
- 「アンケートではこういう結果だった」
具体的な経験やデータはたくさん話せます。
でも、
「 それってどういう意味?」
「そこから何が言えるの?」
という問いがないと、
ただの体験談や感想文で終わってしまいます。
② 抽象だけで終わる人
- 「現代の若者はSNSに依存している」
- 「社会構造に問題がある」
- 「価値観が変化している」
一見、深そうに聞こえます。
でも、
「本当に?」
「どんな場面で?」
「誰の話?」
と聞かれたときに具体が出てこないと、
現実から切り離された“空論”になってしまいます。
深い探究をする人の共通点
深い探究をする人は、
具体と抽象。この2つを行ったり来たりしています。
これが「思考の往復」です。
具体 ⇄ 抽象 の往復とは?
たとえば。
具体
「BeRealでは“飾らない写真”が投稿されている」
↓ なぜ?
抽象
「安心感」や「つながり」を求めているのでは?
↓ それって本当?
具体
どんな投稿内容が多い?
誰がどんな時に使っている?
↓ そこから何が言える?
抽象
今の若者は「完璧さ」より「自然さ」を求めているのかもしれない。
問いかけが思考を動かす
この往復を生むのは「問い」です。
深める質問:
- なぜそう思ったの?
- その根拠は?
- 別の見方をすると?
- もし〇〇だったらどうなる?
YES/NOで終わる質問ではなく、
開かれた問いが思考を前に進めます。
あなたはどちらのタイプ?
◇具体派の人へ
具体ばかり話しているなら、こう問いかけてみてください。
- そこから何が言える?
- それって他の場面でも言える?
- 共通点は何?
少し抽象に引き上げてみましょう。
◇抽象派の人へ
抽象ばかり話しているなら、こう問いかけてみてください。
- 具体的にいつ?
- 誰の話?
- データはある?
現実に引き戻してみましょう。
最後に
探究がうまくいかないときは、
自分に問いかけてみてください。
- 今、具体に偏っていないか?
- 今、抽象に逃げていないか?
そして一歩、反対側へ移動してみる。
それだけで、あなたの探究は一段深くなります。