
探究活動では、情報を集めただけではなく、
整理・分析して意味を見つけることが重要です。
そのときに役立つのが 思考ツール です。
- 比較したい
- 抽象化したい
- 多面的に見たい
- 評価したい
- 分類したい
- 位置づけしたい
- 構造化したい
- 筋道立てたい
例えば次のような目的に応じて、さまざまな思考ツールが使われます。
この中で、
具体的な要素から抽象化するときに使うのがクラゲチャートです。
クラゲチャートとは

クラゲチャートは、
具体的な要素から抽象化するのに役立つ思考ツールです。
クラゲの形の図を使い、
- クラゲの足 → 具体的な要素
- クラゲの頭 → 抽象化された主張
という形で整理します。
つまり、
複数の具体例から共通する特徴を見つけ、
一つの主張にまとめるためのツールです。
クラゲチャートが役立つ場面
クラゲチャートは、次のような場面で役立ちます。
例えば
- 自分の推しが最高だということを伝える
- 試合の勝因を整理する
- 自分のまちの魅力を一言で表す
- 人気のゆるキャラの共通点を見つける
などです。
このように、
複数の具体例から共通する特徴を見つけたいときに使います。
クラゲチャートの使い方
クラゲチャートは、次の手順で作ります。
ステップ1 具体的な要素を書き出す
まず、
- 出来事
- 事象
- 具体的な特徴
などをできるだけ多く書き出します。
例えば
「姫路城は魅力的なお城だ!」という主張を考える場合、
次のような具体的な要素が出てきます。
- 世界遺産に登録されている
- 桜の名所としても有名
- 漆喰の白さが美しい
- 天守閣の高さが一番高い
- 不戦不滅の城
これらを クラゲの足の先の円に書き込みます。
ステップ2 クラゲの頭の部分に書く
次に、書き出した具体的な要素から
言えること(主張)をまとめます。
例えば
- 姫路城は魅力的なお城だ!
のように、複数の具体例から導かれる共通の意味をクラゲの頭の部分に書きます。
記入するときのコツ
クラゲチャートを使うときには、次の点を確認します。
- 主張と具体的な要素がきちんと繋がっているか
- 具体的な要素からなぜそのような主張がいえるのか
- 具体的な要素同士の関係はどうなっているのか
また、具体的な要素を考えるのに行き詰ったときは、
- 視点を絞りすぎていないか
- 他の立場から考えることは出来ないか
を見直してみます。
まとめ
クラゲチャートは、具体的な要素から抽象化するのに役立つ思考ツールです。
使い方はシンプルで、
- 具体的な要素を書き出す
- 共通する意味を見つける
- 一つの主張にまとめる
という流れで整理します。
探究活動では、
- 調査結果をまとめる
- 地域の特徴を整理する
- 共通点を見つける
といった場面で活用できます。
複数の具体例から共通する特徴を見つけたいときには、
クラゲチャートを使って整理してみましょう。