探究活動では、アンケート・インタビュー・観察などを通して多くの情報を集めます。
しかし、情報は集めただけでは意味がありません。
集めた情報を整理・分析することで、はじめて探究の理解が深まります。
整理・分析では次のことを行います。
- 情報を整理する
- 情報同士の繋がりを明確にする
- 新たな疑問(問い)の発見につなげる
このプロセスによって、探究はさらに次の段階へ進んでいきます。
整理・分析とは

整理・分析とは、
「情報の収集」で集めた情報を整理し、
情報同士の繋がりを明確にすることで人に伝えやすくすることです。
さらに、整理された情報から
- 新たな疑問(問い)の発見
- 新たな探究活動
へと展開していきます。
整理・分析では思考ツールを使う
整理・分析では、思考ツールを使うと情報を整理しやすくなります。
思考ツールとは、
集めた情報を可視化し、情報同士の繋がりを明確にする道具です。

例えば次のような思考ツールがあります。
- ベン図
- Xチャート
- Yチャート
- Wチャート
- マトリックス図
- PMI
- ロジックツリー
これらのツールを使うことで、バラバラの情報を整理することができます。

思考ツールを使うメリット
思考ツールを使うと、次の3つのメリットがあります。
1.人に伝えやすくなる
情報を整理すると、内容がわかりやすくなります。
例えば、観光客が感じている姫路の魅力を調査した場合、
情報は次のように整理できます。
- 食べ物
- 街並み
- 観光地
- 交通の便
このように分類することで、情報の内容が一目で理解できるようになります。
2.新たな疑問(問い)を発見することが出来る

整理を行うと、情報の共通点や違いが見えてきます。
例えば、
「パソコン」と「スマホ」を比較した場合、
- 共通の特徴
- 固有の特徴
が見えてきます。
その結果、
どうしてそれぞれ固有の特徴を考えるときに困ったのだろう?
というような新しい疑問が生まれることがあります。
このように整理・分析は、新しい問いを生み出すきっかけになります。
3.集めた情報を整理された状態で手元に残すことが出来る

思考ツールを使って整理しておくと、
集めた情報を整理された状態で手元に残すことが出来ます。
思考ツールの使い方
思考ツールを使うときは、最初に自分の疑問(問い)を確認しましょう。
ポイントは、
「自分の疑問(問い)は何をすることで明らかになるのか」を考えることです。
そのうえで、疑問(問い)に合った思考ツールを選びます。
例えば次のように使い分けます。

思考ツールの活用方法

思考ツールは、次の方法で使うことができます。
PowerPointのテンプレートを利用する
ネット上で配布されているPowerPointのテンプレートを使うと、
思考ツールをすぐに作ることができます。
紙・付箋を使う
紙に図を書き、付箋を貼って整理する方法です。
例えばベン図の場合
- 紙にベン図を書く
- 情報を付箋に書く
- 図の中に貼る
この方法は、情報を動かしながら整理できるので便利です。
まとめ
整理・分析では、
「情報の収集」で集めた情報を整理し、情報同士の繋がりを明確にすることで人に伝えやすくします。
そして整理した情報から
- 新たな疑問(問い)の発見
- 新たな探究活動
へと展開していきます。
そのために役立つのが思考ツールです。
思考ツールを使うことで
- 人に伝えやすくなる
- 新たな疑問(問い)を発見することが出来る
- 集めた情報を整理された状態で手元に残すことが出来る
ようになります。
ぜひ、自分の疑問(問い)に合った思考ツールを選び、
整理・分析を進めてみてください。