探究の手引き

【方法】情報の収集とは?仮説を検証していく

「探究テーマ・疑問(問い)」の設定の次のステップ

「探究テーマ・疑問(問い)」の設定の次のステップは「情報の収集」です。

テーマ、疑問、仮説を一度ハッキリさせたら、
次は、仮説を検証する調査方法を考えましょう。

探究は、

  • 探究テーマ・疑問(問い)の設定
  • 情報の収集
  • 整理・分析
  • まとめ・表現
  • 振り返り

という流れで進みます。

「情報の収集」は、仮説を検証するための材料を集める段階です。

情報収集のポイント①「何を」

情報収集のポイント①は「何を」を明確にすることです。

「何を」情報収集するのかは、それぞれ状況によって異なります。
今、「何を」知るべきなのかハッキリさせることが重要です。

「なにをしたいのか」
「なにをしているのか」
わからない…

この状態で情報収集を始めると、情報だけ集めてしまって
終わらない情報収集の旅に…

という状況になります。
まずは、「何を明らかにしたいのか」を具体的に言語化することが必要です。

情報収集のポイント②「計画的に行う」

情報収集のポイント②は「計画的に行う」ことです。

「いつまでに何をする必要があるのか」を曖昧にしたまま放っておくと、
最終的に時間に追い込まれ、探究の内容も曖昧なままで終わってしまいます。

  • いつまでに
  • どの方法で
  • 何件集めるのか

を具体的に決めてから動くことが必要です。

主な情報収集の方法

主な情報収集の方法は、次の5つです。
1 文献調査
2 アンケート
3 インタビュー
4 観察
5 実験
それぞれの特徴を具体的に確認します。

1 文献調査

文献調査とは、

書籍や論文、ウェブサイトなどの文献資料を収集・分析し、
探究テーマ・疑問(問い)に関する情報や知識を得る方法です。

既に発表されている知見を整理することで、

  • 何が分かっているのか
  • 何がまだ分かっていないのか

を明確にできます。

2 アンケート

アンケートとは、
用意した質問項目に対して、多数の調査対象者から回答を得る方法です。

数値として傾向を把握したいときに有効です。

  • 何人に実施するのか
  • 質問は具体的か
  • 回答しやすい形式か

を事前に設計します。

3 インタビュー

インタビューとは、
調査対象者との会話の中から必要な情報を得る方法です。

アンケートでは分からない、

  • 理由
  • 背景
  • 本音

を深く聞き取ることができます。

質問項目は事前に準備しつつ、相手の発言に応じて掘り下げます。

4 観察

観察とは、
自然のありのままの現象を注意深く見る方法です。

人の行動や環境の変化を、実際の場面で記録します。

  • どこで
  • 何を
  • どの時間帯に

観察するのかを明確にして実施します。

5 実験

実験とは、
ある事柄について条件を定めた上で実際に検証する方法です。

条件を変えながら結果を比較することで、因果関係を確認できます。

  • 条件は何か
  • 比較対象は何か
  • 記録方法は何か

を具体的に決めて行います。

情報の収集は「仮説を検証するための行動」

情報の収集は、ただ集めることが目的ではありません。

仮説を検証するために、

  • 「何を」明らかにするのかを決め
  • 計画的に行い
  • 方法を選ぶ

この3点を押さえて実行します。

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